【離婚調停】面会交流~娘の進学②特別費用

離婚
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娘は高校3年生。大学受験をしたいと相談してきたのが前回の話です。

子供の学費と特別費用

娘の大学の進学費用の話です。
いわゆる特別費用の話になります。

特別費用は子供が入院したり、高校や大学に進学の際に発生する費用のこと。離婚時にはこの条項を入れる方がほとんどだと思います。

私の場合は養育費以外で子供にかかる費用は下記を入れています。

1)長男の大学の受領量として半年で18万円(元妻が6万円)
2)子供たちの病気等での特別費用は話し合う

先方の弁護士は当初当たり前に娘の進学費用も明記してきましたが、私はあえてその文言を削除してもらい合意しました。

離婚前の教育費

  • お金の管理は全て任せてしまっていた。
  • 教育費の確保やお金の使い方をきちんとしていたいと考えていたが、考え方の違いがあった。
  • 過去は仕方ないので、今後の家計改善を目指したが、理解は得られなかった。
  • 長男の大学費用について、妻の主張は全額奨学金で賄うという考えには賛同できなかった。
  • 長男と話し合い、私の親の援助も含め現状で支払える学費を説明。一部は奨学金を使うことになった。

長男の進学が決まってから元妻が別居するのですが、経緯を考えると離婚するのであれば、今後の教育費は元妻が考えていた通りすべきと考えています。
私としては別居・離婚するからと言って都合よく私にお金を請求する条項は入れてほしくないと考えていました。その代わり、長男とは直接話をしているので、その内容で援助したいと考えています。

さらに別居してから娘の進路について勝手に私立高校進学を決めたことに同意はできません。
当然、その後の進学費用も捻出できなくなるので、今後は進学に関わる費用は請求しない内容で離婚は合意しました。

ただし、そうはいっても子供の費用は元妻とは関係ないこと。そもそも子供の費用を工面したいと考えています。子供の望みもかなえられることはしてあげたいと思っています。
子供にもいつでも助けるし、もちろん金銭面も含めて何かあれば相談するよう話しています。

長男の学費

別居時に長男は大学進学を決めておりました。
元妻が主張する全額奨学金で賄うことには反対でしたので、長男とお金の工面を話し合いました。親としては本当に申し訳ないのですが、現実的には奨学金も借りざるを得ず、長男自身の名義で借りることになるからです。

授業料は4年間で約440万円。親からの入学金等の援助もありますが、240万円を奨学金。192万円を家計から支払う計画としました。家計から払う192万円はボーナス払いで半年24万円を4年間という計算です。

私自身としては子供に負担させたくないと考えていました。
ですが、最終的には支払うことになるだろう(相応での負担になる)と判断し、養育費と同じように私が18万円、元妻が6万円を負担することになりました。

元妻に支払うこと自体は納得できません。あくまでも子供の為に負担するのは当然のことです。約定では18万円にしましたが、子供に対しては約束を守り、実際には24万円を振り込んでいます。
6万円多く振り込んでいますが、それについては何もアクションはありません。どうなっているのかは全くわからない状況です。

いずれにしろ、子供との約束を守れればよいですし、その学費分も全額払い終えたので一安心しています。

娘の学費

教育費も十分確保できていない状況の中で娘が中三の時に別居しました。さらに離婚調停中に突然娘を私立高校に行かせたいと・・・。当然ながら何も聞いていません。

私立中学の話は聞いていないし、今時点では同意できないと話しました。それもあり、特別費用に娘の進学費用の文言は削除することを伝え、最終的に条文には入れませんでした。

そうはいっても子供が助けを求めてきたら助けるつもりです。子供には関係ない話ですし、子供のことを最優先に考えています。

高等教育無償化と娘の今後

今は高等教育の無償化もありますので、娘が困ることは昔よりも少ないでしょう。そうとはいえ、私立高校だと授業料以外の部分は持ち出しとなりますし、他にも掛かります。できればそういうお金は大学進学のために確保しておいて欲しかったと思います。

いずれにしろ、別居以後は元妻の考えに賛同する必要はないので、調停の中で特別費用も確定させました。

離婚すれば親権を持って高等教育の無償化が使えることもおかしな話だと思ってます。確かに子供のことだけ考えれば助かる制度だと思います。困っているひとり親の方にはとても良い制度だと思います。いろいろと難しいひとり親家庭もあるはずです。そういった方のための制度になってほしいと思います。

実は私はひとり親への奨学金制度(企業が主体の奨学金)に、少ない金額ですが寄付をしていました。別居していろいろ考えると、本当に困っている人に使われるのかわからなくなり、寄付をやめてしまいました。

次回は大学への進学費用のことを書こうと思います。

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